【SMs5最高・最終2003構築】マンドリレヒレとアツい男バシャーモ
こんにちは!エジリオという者です。サンムーンのシーズン1からレートをやり始めて初のレート2000越えを達成できたので、記念に構築記事を書きました。初心者なので参考になるか分かりませんが、最後まで読んで頂けると幸いです。
【構築経緯】
前シーズン初めて試したみがわりボーマンダの強さが衝撃的だったので、シーズン5はマンダ軸で挑むことを決意。マンダと相性の良い地面枠を模索する中で、マンダの弱点を突かれるフェアリーにも強く出れるドリュウズが合っているのではないかと考え構築を組み始めた。
【パーティ紹介】
有名な並びであるマンマンレヒレの派生。ボーマンダ、ドリュウズ、カプレヒレの3体の相性補完がとても良いと感じた。基本的な戦術としては、サイクルを回しながら積みポケやエースで抜く、もしくはミミッキュを絡めた対面チックな崩し方で戦いました。
【個別紹介】
いじっぱり H180 A 68 B 4 D 4 S252
実数値:193-191-151-126-111-172
おんがえし/りゅうのまい/みがわり/はねやすめ
・主な調整
意地マンダミラー意識で準速
「おんがえし」で無振りミミッキュ確1
威嚇込みでみがわりがA無振りランドロスの岩封を超高乱数で耐える
よくいるみがわりマンダ。
反動を気にせず打てる「おんがえし」、抜き性能が上がる「りゅうのまい」、状態異常や岩封での甘えを許さない「みがわり」は確定。「はねやすめ」の枠を受けループ対策で火炎放射にしたり、バンギやグロスへの打点となるじしんで試したこともあったが、こいつの持ち味はやはりサイクルを回せることなので「はねやすめ」で落ち着いた。抜きエースで選出するときは、特にこのパーティが呼ぶランドロスを起点にして全抜きという流れが多かった気がする。受け性能も高く負荷もかけられる神ポケモンだった。まさに種族値の暴力。
ドリュウズ@フィラのみ かたやぶり
ようき:H124 A44 B4 D116 S220
実数値:201-161-81-*-100-149
・主な調整
準速ミミッキュ抜き
A特化ミミッキュのZシャドクロ確定耐え&確定きのみ発動
C特化テテフのフィールドサイキネ確定2耐え&2発目高確率できのみ発動(Dダウンは知らん)
ギルガルドの無振りシャドボ確定2耐え
電気&フェアリーメタ兼犯罪者枠。
某ポケモン実況者が使用しているドリュウズを参考にして独自に改良を加えた型で、主にコケコテテフミミッキュに対して後投げしていく。特にミミッキュに対しては、きのみによって「Zシャドクロ+かげうち」で縛られないので、安心して引くことができ、最速でない限り上から「アイアンヘッド」を打つことが可能。
サイクルを回すうえでどくどくが欲しい場面もあったが、レヒレとアンチシナジーなのと、「ステルスロック」を入れることで相手のサイクルを抑制し、抜きエースのサポートもできるようになるのでこちらを優先した。
そして何より魅力的だったのが、受けループやそれに準ずるようなオタクサイクルに対して「つのドリル」で分からせることだった。きのみのお陰でちまちま削ってくるオタクポケモン達に対してかなり試行回数を稼げるので、よくドリルをぶち当てていた笑。ただ身代わり持ちの起点になるので注意が必要だった。
カプ・レヒレ@ウイのみ ミストメーカー
ずぶとい:H 212 C 60 S236
実数値:172-*-148-123-150-135
・主な調整
最速70族抜き
HP4n調整
余りC
こいつもHS振り。主な役割は、カバルドンなどのあくびループやその他状態異常のケアと、マンダやバシャーモが止まる低火力高耐久ポケモンに繰り出して起点にしていくこと。
Sに振った最大の理由はキノガッサに対するメタ。上から殴れるので、タスキがあってもタネガンをきのみ込みで1回耐えてしまえばそのまま突破できる。また、大抵のロトムや耐久型ランドロスに先制で攻撃できたり、ポリゴン2をハメに来る最速どくみがガルドを逆に起点にできたので、汎用性は非常にあったように思える。
「みがわり」を採用した理由は、みがわりを残して1体突破したあと後続の中高速アタッカーに対しても仕事ができる点や、自らきのみを発動できる点、一撃技のケア、技の追加効果を引かない、などなどメリットが多かったためである。もちろん「ちょうはつ」が欲しい場面も多かったが、レートが高くなるにつれてバシャやマンダがかなりメタられてる印象があったので、レヒレを最終的な抜きエースとして通すのもいいのではと考えこのような構成に至った。
実際、レヒレをエースに据えて勝った試合が非常に多かったので正解だったと思う。起点にしたあと、後続にミミッキュや高耐久草ポケがいなければこいつで3タテできることもあった。
性格はガッサのタネガンの乱数をずらしたり、少しでも物理にも役割を持たせるためずぶとい。
うっかりや:A 116 C156 S228
実数値:155-195-100-187-90-149
・主な調整
準速ミミッキュ抜き
HBに振り切ったカバルドン、ランドロスを「フレアドライブ」+「オーバーヒート」で確1
無振りコケコが「オーバーヒート」で超高乱数1発
このパーティの裏メガエース。
カバルドンが嫌いすぎて生まれた炎2ウェポンのアツい男。ゴツメカバルドンの後投げを何としても許さない。メガして「フレアドライブ」や「とびひざげり」を打つことで、完全物理型をにおわせてそのまま居座らせ「オーバーヒート」で返り討ちにする。レヒレだけでカバルドンを対策していても、当然相手はレヒレに対するケアを施してくるので、結局サイクル負けしてしまうというケースが多かった。そのため思い切って採用してみようと決断した。
カバルドンだけに限らず、数値や威嚇でごまかして後投げしてくるポケモンを許さなかったり、反動ダメージが痛い場面で1回はほぼノーリスクで高火力の炎技を打つことができるので、かなり「オーバーヒート」を打つ機会が多く、採用する価値はあったと考えている。Aにそこまで振らなくても十分な火力が出せるので、バシャが刺さっているパーティにはこいつ1体で壊滅的な負担をかけることができた。ただ水・フェアリーポケモンやボーマンダには無力である。
性格はやんちゃでも良かったが、「オーバーヒート」の火力を求めてうっかりやにした。
ずぶとい:H 244 B 220 C 44
実数値:191-*-151-131-115-80
・主な調整
A特化メガガルーラ、メガボーマンダのすてみタックル確定2耐え
「ほうでん」がアナライズ補正込みでH4振りギャラドス確定1発
マンダ、ギャラ、グロスなどの物理アタッカーを受けたり、ゲッコウガあたりをごまかしていく枠。
物理ポケモンでゴリ押してくる相手に対しては何だかんだ活躍するし、どくどく持ち以外のゲッコウガに対してはどんな型でもこいつ1体で見れるので、入れておいて損がないポケモンだなと改めて感じた。しかし、このポケモンはガモス、レヒレ、ポリゴンZなどの特殊積みアタッカーの起点になりやすいので、選出する場合は大体ミミッキュと同時選出になってくる。
特性は「イカサマ」と「ほうでん」の火力を求めてアナライズ。
ミミッキュ@フェアリーZ ばけのかわ
いじっぱり:H 228 A 252 B 28
実数値:159-156-104-*-125-116
じゃれつく/かげうち/つるぎのまい/のろい
とある記事から調整と技構成を完全にパクりました。ごめんなさい。
安定した打点となるZ技、火力を底上げする「つるぎのまい」、優秀な先制技、初手性能、ばけのかわによるストッパー性能、強引な削りができてかつバトン構築や害悪対策になる「のろい」、といったようにどんなときも腐らない最強のポケモン。HA型にした理由は、ばけのかわが剥がれても耐える範囲を増やすため。選出時に最後まで迷ったら必ずこいつを出すぐらい信用していた。
【重かったポケモン】
・マリルリ
レヒレやポリゴン2で受けが成立せずバシャーモやドリュウズがアクジェで縛られる上、積まないとワンパンできるポケモンがいない。ミミッキュでごまかして後ろに追いやるしかない。
・ABミミッキュ
マンダの「おんがえし」、バシャーモの「フレアドライブ」を耐えられて返り討ちにされ、プランが崩壊する。シーズン終盤はこいつを視野に入れた立ち回りを強いられたのでしんどかった。
・その他面倒だったポケモン
テッカグヤ→バシャを通すか、ミミッキュで呪ってレヒレやマンダでゴリ押し
ほえるスイクン→レヒレで起点にできないので処理に負担がかかる。
みがまも化ボルト→長い。だるい。めんどくさい。
【最後に】
前シーズンまでは就活の関係上、あまりポケモンに費やす時間を取れず、思考停止でありきたりの型や構築ばかりを使っていました。しかし、今シーズンは就活を終えてじっくり考える時間が確保できたので、そこそこ自信のある構築ができたかなと考えています。まだまだ初心者なので、選出の甘さやプレイングが下手なところが顕著に出ましたが、その分ポケモン達がカバーしてくれたので、何とか2000に乗せられたという感じです。
これからは上手な選出やプレイングのスキルも身に着けて、毎シーズン2000越えを達成できるようにしたいです!
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